復縁を望むあまり、元カレ元カノの言うとおりにしすぎてしまう。
元カレ元カノとの力関係がよくわからない状態。
何でも言うことを聞いて、何でもほしいものをあげて、元カレ元カノのすべてを許す…。
一見復縁に効果的な方法と思うかもしれませんが、相手が調子に乗ってまるでモラハラやDVになってしまえば、この先一生関係性の修復が難しくなってきます。
目次
もしかして私、使われてる…?と思ったときの対処法
もしもあなたが、元カレ元カノに接するときに消耗しすぎている…と感じているなら、元カレ元カノとの関係性がおかしなことになっている場合が多いです。
例をあげて説明していきますので、気になる人は自分と照らし合わせて考えてみましょう!
許すと甘やかすは違う
相手を許し、相手を心地よくする。
復縁のため、与える側に回ろうと必死になっているときって、「許す・与える」と「甘やかす」の境界線があいまいになってしまっています。
相手に与える側、というのは、相手のひどいわがままを許しているわけではありません。
人間としての常識やこれはちょっと…と思えるような行動・言動を許していては、相手のためにもなりませんし、復縁からは遠ざかってしまいます。
付け込まれたら人生が終わる。そうならないための心得
むやみやたらに贈り物をしたり、不条理なお願いを聞いてしまったり、都合いい相手として体を許してしまったり、まるであなたのことを財布のように扱われても、ニコニコ笑って応じていたり…。
少し考えれば「これはおかしい」と思えるはずなんですが、復縁したいと一生懸命になっていて、その渦中にいる人にはわからないものなんです。

察してもらおうとする人間とは?
・言葉足らずに伝えてきたり、察してくれるのを待っている風な空気を出してくる。
・どう考えてもムリな状況で話を切り上げてしまったりする。
・察してくれるのを待って、相手が勝手に全部やってくれるのを待っている。
・わからない説明をしたまま、どういうこと?と聞き返しても、むっつり黙って相手が考えてくれるのを待っている。
・指示やお願い事をしてくるけれどイマイチはっきりとせず、どういうこと?こういうこと?これかな?と例を出していって、望み通りの言葉が来た途端に「それ!」とイキイキし始める。
周囲にそういう人はいませんか?
伝えること、自分でお願いすること、自分から何かをすることを放棄している人。相手任せにして、相手に気遣いを求める人。
その人はそうやって生きてきたのか、そういう生き方しかわからないのか、あるいはそうやって楽しようとしているのか、真意のほどはわかりませんが、そういう人相手にいろいろと気をもんで、いろんなことを与えてあげていると、自分が消耗して、最終的に死にます。
大げさだな…と思ったかもしれませんが、死というのはその通り、死です。



相手をコントロールしようとする人は人間じゃなくてモンスター
死んでしまう前に、そういう人からは離れるか、離れたくない、あるいは職場や趣味の場で会うからどうしようもない、などであれば、思い通りにしてあげないことが大切です。
おそらくその人の周りには、してほしいことをしてくれない人もいることと思います。
でもその人を毛嫌いしているわけでもない。
してくれる人がいてラッキーとしか思っていないどころか、してくれる人には、無意識的にそういう態度をとっていることがほとんどなんです。
対応を間違えると「察してもらおうとする人間」が爆誕する
不条理な人の言うことをすべて聞いていると、相手がこの「察してもらおうとする人間」のスタンスになってきてしまいます。どうせこいつは何でもしてくれるから…と、言葉足らずになり、施しが当たり前になり、それができないお前は無能だとばかりの態度で接してくるようになってしまうんです。
もともとそういう気質がない人でも、甘やかしてばかりだとそうなってしまいます。
じゃあどうすればいい?答えは簡単
甘やかす、と与えるの線引きが自分の中でしっかりしていない限り、この問題は解決しません。
となると逆に、線引きがしっかりできていれば解決する問題だというわけです。
贈り物は誕生日に簡素なものにとどめておき、無茶なお願いは軽くジョークっぽく断って、話を切り替える。怒ったり嫌がってるという空気や言葉を出すのではなく、あなたのことを必要以上に察することはありません、ということを態度で示せばいいだけです。
もともとそういう気質がない人なら、これだけでやりすぎだった自分に気が付くか、意識的だったなら「あ、やりすぎだったかも…」とすぐに態度をあらためてくれます。



これでも治らない場合は、もう生粋の察して人間です。
付き合っていた当時からそうだったのか、変わってしまったのか、あるいはあなたが気付いていなかっただけなのかはわかりませんが、もう復縁よりもこのことがツライ、あるいは絶対にどうしても復縁したいわけじゃない、今回のことで冷めてしまった、というような場合は、その人からはもう離れてしまってもいいと思います。
まとめ・やりすぎ注意!
気を遣えるというのは長所です。が、過度になってしまえばそれは相手の思い通りにされている状態だということ。
あなたが奴隷のように相手に尽くしたいと思っていない限り、相手の思い通りに100%してあげる必要はどこにもないのです。
そもそも大人を赤ちゃんするのは扱いは失礼
自分でできることをしてあげる、というのは、相手を赤ちゃん扱いしているということになります。
相手からそれを望まれたとしたらば、それはもう立派なハラスメントです。
お茶を入れるとか、食事を用意するとか、寝床を用意するとか洋服を選ぶとか。相談に乗るとかやり方を教わるとかならいいですが、「してほしい」と求めてくる人は何かがおかしいです。
あなたは元カレ元カノの親でもなく、またすべての言うことを聞いてあげるべき相手でもありません。お互いが自立し、人間として尊敬しあえる関係が、恋愛をするのに理想の相手のはずです。
早く復縁したいという焦りのあまり、あんまりなお願い事やあんまりな態度を許したりするのは、復縁をなお遠ざけてしまいます。焦りは禁物です。
都合のいい相手として使われないよう、焦らず真摯に相手に対応していきましょう!
あなたもよい復縁を!





