復縁活動中の皆さんの中には、「相手の気持ちを考える」の意味が分からない人がたくさんいます。
あるいは、理解はできているけど実践できていない人です。
これは私も身に覚えがあって、
「元カレがどう思うのか考えるのね。ふんふん。やってみよう!」
と思うだけで気が済んでしまっているパターンが多いんだと思います。
目次
元カレ元カノの気持ちを考えてみる、というのはどういうこと?
あなたが元カレ元カノに伝えたいこと・LINEしたいことが存在しているとしたら、まず、「これを元カレ元カノに伝えたら、相手はどう思うのかな?」と考えてみるということです。
あなたが混乱した感情のまま元カレ元カノに「死にたい」と送ってしまったら、元カレ元カノはどう思うのかということです。
相手を想うなら余計な気遣いは不要
迷惑だと言われてもいないのに、こっちが迷惑なんじゃないかという気持ちを先行させすぎて「迷惑だよね??ごめんね??」とかLINEでいちいち言ってしまって、元カレ元カノから「はあ…?」と思われるということです。

口だけの気遣いは相手を傷つけるだけの武器になる
相手から言われてもないのに、卑屈になってばかりいると「こっちがそう思わせているのかな」と相手は傷つきます。
あなたにとっては呼吸をするように当たり前な自己卑下も、耐性がなければ「この人は自分では幸せにしてあげられない」という痛みを広げるばかりの武器です。
というか耐性がある相手にも卑屈なことは言うべきではありません。
自分を下げたり、他人を下げたりするというデリケートな話題は、自分の中にだけとどめておくべきことです。
自分の軸がしっかりしておけば、まず間違いなく自分を下げながら話を進めるという事は恥ずかしくてできません。
なぜなら自己卑下は、接している相手に対して、「気遣いをしろ」という強制的な圧力です。
あなたにその気がなくても相手はそう感じています。
この記事でも詳しくまとめています。



非礼を詫びる=自分を下げるということがもう人生のようになっている人がいますが、そういう人への反応というのはうすら寒いものばかりです。
「えっ、いきなりどうした?」
「この子いつも自分を下げるな」
「あ~まただ。1回励まさないといけない。このやりとりほんと面倒」
「いちいち面倒くさい~~~」
「なんでそんなことわざわざ言うんだろう? 言わせてる?」
この繰り返しで人がどんどん離れていきます。



過度な自己卑下はただのマスターベーション
自分を下げても、気持ちいいのは自分だけです。
自分の中でだけ完結させましょう。
あと、いくら自分を自分で下げているからと言っても、自分が傷ついていないわけがありませんから、早々にその癖は治したほうがいいです。
こういう話をすると「あ~やっぱり私はこの世に生きていちゃいけない人間なんだ~」と泣き出したりする人がいるんですが、この世に生きていちゃいけないなんてひとことも言っていません。
自分を下げない、たったこれだけでいいんです。
自分を下げている割に誰のいう事も聞かない人の特徴とは
耳に痛いことを言われるたび、「あ~やっぱり私はこの世に生きていちゃいけない人間なんだ~」と思う人は、自分に都合の悪い意見は100%聞きません。
この世に生きていちゃいけない人間だという自覚があるのに、自分を下げるのをやめるのは嫌なんておかしな話だと思いませんか?
全部過去の筆者の話なので、ものすごく具体的に書くことができました。
今思い出しても、恥ずかしいです。
できないじゃなくて、やる
言われてもないことを考えたりしている人は、自分のことでいっぱいいっぱいです。元カレ元カノ、果ては友人知人の気持ちなんて考えることすらできません。
とはいえ、「あなた今いっぱいいっぱいで元カレの気持ちが考えられてないんだよ!」と、誰かが進言してくれるわけでもありません。
元カレももちろん言ってくれません。
ものすごく優しい人なら言ってくれるかもしれません。
だからこそ、変わろうとしたその時こそが、最大のチャンスだと言えます。



まとめ・復縁したいのなら自分の気持ちとしっかり向き合いましょう。
必要以上に自分を卑下して、何が得られるのか考えてみましょう。
必要以上に自分を卑下して得られるのは「微妙な空気」です。
必要以上に自分を卑下して得られるのは、あなたひとりの場面の場合、「無駄な時間」です。
明確な意思がない限り、自分のことを下げて話して、いいことがあるわけもありません。
もちろん自分の信念にのっとって、自分のことを悪く言いながら生きているんだよ! という人はそのままでいいと思います。
でもあなたは、そうじゃないですよね?
気遣いというのは、「あ~私本当に気が利かないクズだねごめんね」と相手に伝えて相手を微妙な気持ちにさせることではありません。
あなたが自分のことを気が利かないクズだと思ったからと言って、同意を求めなくていいんです。
本当の気遣いというのは言われて困ることを言わないということではないでしょうか。
相手の気持ちを考えるというのは、相手が言われて困ることを言わないということじゃないでしょうか。
相手がこういわれたらどう思うだろう? と、どんなときでも、考えながら話の出来る人じゃないでしょうか?
相手がこういわれたら困るなというサンプルをたくさん持っていて、相手にとって心地いい言葉で話ができる人のことじゃないでしょうか。
あなたはどう思いますか?
どうか、よい復縁を結んでください。











