「私が悪いので」
「私のせいで」
「私がこんなだったから」
という人の中で、本当にそのことを反省している人はほとんどいません。
なぜなら本当に反省していたらそんなことはもう言葉にすら出していません。
次のゾーンに進んでいます。
同じことを繰り返してフラれて、別れた今もまだ繰り返していて、かつ復縁したいと焦っている人ほど、必要以上に自分を叱責します(しかも根拠がない)。
筆者もその中の一人でした。
目次
本当に復縁したいのならちゃんと状況整理をしよう。

元カレに定期的に身体的暴力をふるっていてフラれたというのなら、「私が悪いです」というのは本当でまっとうな意見ですね。
ですが容姿や環境を理由にフラれた場合は「私が悪いです」はおかしいです。
あなたには違いがわかるでしょうか?
その結論は「じゃあどうするのか?」になっているかどうか
わかりやすく例えると、「重たくてフラれた」のなら、「重たい私はクズ」だと考えて終わりにしてはいけないということです。
「こうされたから重たいと感じた」「こう言われたから重たいと感じた」「普段からこんな風だったから重たいと思われた」という理由があるはずですよね。
それはあなた自身が「この対応まずいよなあ」と思いながらやっていたことでしょうし、
元カレがされたり言われたりするたびに落ち込んでいたり嫌がっていたりそっけなくしていたことだと思います。
そこを見てください。
「重たい」とかは結果なので、ぶっちゃけどうでもいいんです。それなら軽くなれやといった感じで。
復縁に重要なのは「重たい」と言われ思われた、その理由です。
原因を見ない以上問題は一生解決しない
復縁したいあなたにとって、フラれた理由、別れた理由というのは「問題」です。
「大問題」かもしれません。
そして、どんな問題にも、必ず理由があります。
その理由の本質を探らず、手前にあるわかりやすい問題にフォーカスを当て、そのことで悲しんで気持ちよくなっていては一生復縁ができないんだということなんです。
とはいえこういう問題は、本当に解決するぞ! と思っていないことには解決は絶対にしません。すなわち復縁もできないままです。
あなたが復縁したいなら、必ず最後までこの記事を読んでみてください。
復縁したくないならここでブラウザを閉じてもらって大丈夫です。
では続けます。
自分はダメだな~と思う前に、ほかに原因がないか探ってください。
自分はダメだと思うことはあなたの自由ですが、それが現実と相違している場合、「本当は違うのに!」とあなたは傷ついてしまいます。
コンビニで買い物していて、普通にレジに並んだのに、後から来た様子のおかしい人から「お前、割り込みしてきただろ!」と意味不明な言いがかりをつけられているようなものです。
本当は違うのに、全然心当たりもないのに、何言ってるの? とあなたは思うと思います。
あなた自身の心にも同じことが起きるんです。
それって結局ストレスの素ですよね。
だからしっかりと、何が正しくて何が原因なのか考える必要があります。
自責していいのはそれを糧にして前に進んでいる人だけ。
何でも自分のせいだ、自分が未熟だった、と自分のせいにするのはたしかにラクだし、自責って尊いみたいな価値観がまだ世間には浸透しています。
だから間違っているのにかかわらず、なんだか逆にいいことをしている気になりますよね。
そんなことまったくないので。
まったく、ないので。
もちろん、実際に自責を糧にして前に進んでいる人はまた別ですよ。
たとえばあなたが自分のことをブスだと思ってそれがすべての悪いことの原因だと思っているならだいぶ違います。
それは「主語が大きい」ということにしかなりません。
あなたがブスでも世界は滅びない。
あなたが自分のことをブスだと思っているなら、自分にブスだと言われた自分自身が傷つくくらいが関の山で、ほかのことの原因にはなっていません。
いや、ブスが原因でフラれたし! ということなら、そんな理由でフってきた相手の性根が腐っていることが問題です。
もちろん見た目に重きを置くような価値観もこの世に存在しています。そんな人が存在することは世の中にとっていいことです。
多様性が重要な世の中になってきているので。
とはいえ正面きって他人にブスとか言ってくる人は非常にお行儀が悪いですし、「大変申し訳ないがもっと美しい人と結婚したいから別れてくれ」と言われたからと言って、「私がブスだったからだ」と自分を責めるのは精神疾患の原因です。
悪くないのに悪いと決めつけていると気が狂います。
そこじゃない!
そこは、「私がブスだったからフラれた」ではなく、「あの人はブスが嫌だったからフった。結構クズ。」という事実なだけです。
なかなか難しい考え方かもしれませんが、考え方を変えない限りは復縁はうまくいかないはずです。
何より生きることが辛いと思います。
また、元カレからあなたが魅力的に見えることもないと思います。
問題から目をそらしている人間は、誰から見ても魅力的ではないからです。
復縁すること、変わることはあなたにとって何番目の優先順位?

こういう話をすると「割り切れるように頑張ります」とかよく言われますが、割り切らねばならないと思うのなら、やめましょう。
「割り切る」というのは、「ムリしてそう思う」って意味だと思います。
だとしたら割り切らなくていいと思うんです。
頑張ってムリに矯正した考え方なんていずれ破綻するからです。
あなたが現状が辛いのなら、変えましょう。「ムリして変えなければな~…」程度で困っていないならやめましょう。といった感じです。
まとめ・復縁とは相手から魅力的に思ってもらうこと。そのための方法とは?
要するに、あなたが何を大事にしたいかです。
原因がほかにあるのに、原因を見ないでいたいならそうしていていいんです。
自分が悪くないのに、自分を責めていたいなら、そうしていていいんです。
自分が悪いのに、元カレ元カノを責めていたいなら、そうしていていいんです。
誰一人困りません。あなた以外は。
あなたがどうしたいかなんです。
復縁したいなら何をすべきなのか、ということです。
あなたが復縁したいなら、自分を責めてどうしようどうしようとぐるぐる回っていることではなく、元カレの嫌がることはやめて元カレに欠点を好いてもらうことが必要です、ということなんです。
どうかよい復縁を!









