「元カレのこういうところが嫌だった。」
「こういう時、元カレにはこうしてほしかった。」
「ああ言ったらこう行動してほしかった。」
「私を振りやがって!って怒って謝らせてからじゃないと何もできる気がしない。」
こういう感覚、心当たりがある人もたくさんいると思います。
でも実は、あなたが元カレに言いたいこと、元カレのせいでイライラしていることって、すべてあなたがあなた自身に言ったり変えてほしいと思ってることなんですよ。

目次
元カレに言いたいことはあなた自身があなたに言いたいこと
元カレのこういうところが嫌だった➡変えてほしいって言えない自分が嫌だった
こういう時、元カレにはこうしてほしかった。➡そうしてほしいって言えない自分が嫌だった
ああ言ったらこう行動してほしかった。➡適当に言わないでちゃんとお願いすればよかった
私を振りやがって!って怒って謝らせてからじゃないと何もできる気がしない。➡振らせる選択をした自分のことを全部認められないと、つらすぎて動けない
あなたの本心は、元カレにずっと言いたくってたまらないことは、本当はこうかもしれません。あなたも考えてください。
こういう心理はよくある話で、投影と呼ばれていることです。投影の法則って聞いたことありませんか?
心理学における投影(とうえい、英: Psychological projection)とは、自己のとある衝動や資質を認めたくないとき(否認)、自分自身を守るために、他の人間にその悪い面を押し付けてしまう(帰属させる)ような心の働きを言う
。これには責任転嫁(Blame shifting)が含まれ、たとえば習慣的に失礼なふるまいをしている人は常に、他人の事を失礼な人であると非難することがある。一般的には悪い面を強調することが多いが、良い投影も存在する。
あいつはできない男だから…って全部自分でなんとかしようとしていませんでしたか?
言ってたよ! そうしてたよ! と思った皆さんはいったん冷静になってほしいんです。
本当に、真剣に、変えようとして、腹を割って相手に伝わるように話してましたか?
多分伝えたいと思って考えている途中で、でもどうせやってくれないから…と途中であきらめたりしてませんでしたか?
だからこそ、あなたの中には別れた今もまだ、元カレに言いたいことが山ほどくすぶっていて、燃えかけの怒りやら哀しみやらが山積みになっているんです。



根本の問題を解決しなければ復縁できるものもできなくなる
あなたが元カレに言いたいことは、本当はあなた自身に言いたいこと、変えてほしい部分、改めてほしい箇所なんですね。
こればっかりは、元カレに言ったところで治りません。
早々に自分のことなんだと気づいて、自己改革をおこしてしまいましょう。
そんなことない! 自分のことではなく、元カレに言いたいことがある!
という場合はたくさんあると思うんですが、そういう場合はまず、復縁は望みません。
あいつクソだった! で終わりなんです。
クソだったけど、元カレと復縁したい! でもまずあいつが謝ってからだ! と思っている場合は、ほぼ元カレへの言いたいことはあなた自身の改善点だと思って間違いありません。
いつでも受け止めてくれる元カレの限界が来た=フラれた
あと元カレは現時点ではあなたと復縁したくないので、「謝ってやったら復縁してやってもいい」みたいなテンションは、早々に手放しておきましょう。そんなテンションで復縁を迫られても、引くばかりであなたを好きになることはありえません…。
以上が、なぜ復縁したい場合は、元カレに物申す!をやめたほうがいいのか?の理由です。
元カレを軸にしていくと、復縁は絶対に失敗してしまいます。
あなたが軸になり、正しい方法で、復縁を結んでいってください。
どうかよい復縁を!








